Linux Memo

【lenovo ideapad S10-3】1-3-2011

Netbook が手に入りました。lenovo ideapad S10-3 です。lenovo は IBM の thinkpad を買った中国のコンピュータ会社です。ideapad シリーズは thinkpad の下位シリーズのようです。この製品は小さな筐体ですが、なかなかしっかり作られており、キーボードは長文をタイプするには使いにくいのですが、このクラスの製品にしては良くできています。バッテリーが結構重いので、手に持った感じでは小さい割に重く感じました。
ハードディスクとメモリーの交換は裏蓋をあけると簡単にできるようです。スピーカーは手前の裏側についています。音量は小さく、音楽を楽しむにはヘッドフォンが必要だと思います。ヘッドフォン出力は Dolby 対応となっていました。私の好みで無かったのは、電源スイッチがディスプレーの横についていることでした。慣れないうちは、何度か間違えて電源を落としてしまいました。もうひとつは、ディスプレー側のカバーが光沢がありすぎて、指紋がベタベタついてしまうことでした。

【Windows 7 Starter の制限】1-10-2011

私の Netbook には Windows 7 Starter がプリインストールされていました。Windows 7 Starter は単体では売っていない OS で、Netbook 用に機能を絞ったもののようです。Starter で出来ないのは
- 透過、3D 表示
- 壁紙やウィンドウの色、サウンドなどのカスタマイズ
- マルチモニタサポート
- DVD 再生
- リモートメディアストリーミング
- ビジネス向けのドメインサポート
- 旧アプリの互換性のためのXPモード
などだそうです。
Ubuntu なら、上記の制限はありませんので、Netbook には Ubuntu が一番だと思います。それで Netbook からハードディスクを取り出し、SSD と入れ替えて、これに Xubuntu 10.04 を入れてみました。Netbook には大量のデータを保存することはないので、64GB の SSD でも十分でしょう。

【Ubuntu Netbook Edition】1-17-2011

Netbook には ubuntu の Netbook エディションがいいのではないかと思い ubuntu-10.10-netbook-i386.iso をダウンロード。CD を焼いて、外付けの USB CD ドライブからのインストールを試みましたが、インストール画面が現れずストップしてしまいました。
調べてみたら、これは 10.10 が Lenovo の製品に対応できていないためで、これは次のバージョンまで直らないそうです。けれども、なんとか方法はないものかと探してみましたら、unetbootin を使ってインストール用の USBドライブを作り、そこからインストールすれば出来るとありました。そこで、まずは
```
$ sudo apt-get install unetbootin
```
で unetbootin を導入。これを使って ubuntu-10.10-netbook-i386.iso からインストール USBドライブを作成。インストール USBドライブを差し込んで Netbook の電源を入れると、"Unknown keyboard" などというメッセージが出ましたが、しばらくすると、インストール・メニューが現れました。このとき TAB キーを押して、起動オプションに
```
intel_idle.max_cstate=0
```
を付け加えてブートさせました。すると、ubuntu-10.10-netbook が起動。Netbook 専用の斬新なデスクトップが現れました。左に縦一列に並んだアイコンの一番上、「Ubuntu のインストール」をクリックして、あとはお決まりのインストール手順で無事にインストールできました。
インストール後の再起動のときも、起動メニューが出たとき E キーを押して、起動オプションに上記と同じ intel_idle.max_cstate=0 を記入して起動させました。起動ごとにこのオプションを入れなければならないのは面倒なので、/etc/default/grub を編集して、このオプションを追加し、
```
$ sudo update-grub
```
で、起動時にこのオプションが読み込まれるようにしました。

【Xubuntu 10.10 の導入】1-24-2011

Ubuntu Netbook Edition は Netbook の小さな画面を生かせるように工夫されており、 Netbook を携帯端末として使う人にはとても便利だと思いますが、私のように、旅行、外出時の母機の代替として使うには、不便な面もありました。それで、Xubuntu 10.10 に入れ替えることにしました。入れ替えの手順は Netbook Edition のときと同じで、うまくいきました。
Xubuntu 10.10 を導入して気づいたことは、起動時間が早くなったことです。電源を入れてから20秒でログイン画面が現れます。自動ログインにしてネットワークにも自動で入れるようにしたら、40秒以内でウェブ・ブラウザが使えるようになりました。これには SSD も一役買っているかもしれませんが、電源を入れてすぐに立ち上がる機能はこうした携帯機には必須だと思います。
10.10 の導入後、おきまりのソフトウェアを入れて調整しました。10.10 では「システム・モニタ」（gnome-system-monitor）の代わりに「タスク・マネージャ」（xfce4-taskmanager）が入っていました。「システム・モニタ」のほうがファイルシステムなども表示してくれるので、それに入れ替えました。「システム・モニタ」も「タスク・マネージャ」も、システムが固まったかなと思われるとき、不都合なプロセスを停止するのに役立ちます。また、デスクトップテーマには gnome-themes-extras を導入して Unity を選びました。

【USB ワイヤレス・アダプター】1-31-2011

買ったばかりの Netbook のワイヤレス機能が駄目になってしまいました。修理の手続きをしたのですが、工場に送るラベルが届かず、いまだに私の手もとにあります。修理に出すといつ返送してもらえるかわからないので、USB のワイヤレス・アダプターを買って、旅行に持っていけるようにしました。ASUS 製 USB-N13 という製品でした。「Linux サポート」とありましたが、Ubuntu 10.04 では差し込んだだけではすぐ使えませんでした。ドライバのコンパイルまではうまくいったのですが、それから先に進むことができず悩んでいました。
ところが、Ubuntu 10.10 のカーネル 2.6.35-24 には rt2870sta が組み込まれていて差し込むだけで使うことができました。この製品にかぎらず、同じチップを使っているアダプターなら、同じようにして使えるのではないかと思います。

【Xubuntu 10.10 の Mousepad 】2-7-2011

Netbook のほかに古い Note PC にも Xubuntu 10.10 を入れてみましたが、Mousepad が起動してしばらくの間固まったりする症状が出ました。それで Mousepad と同等の Leafpad を入れてみました。Leafpad ではフリーズ症状はありませんでしたが、オート・インデントを有効にすると、カーソルが勝手にとんでもないところに移ってしまうなどということが起こりました。これに似た症状が他の人からも報告されていますので、私のマシーンだけの問題ではなさそうです。
そこで、Mousepad の古いバージョン（0.2.13）を入れてみましたら、上記の症状が消えました。このままだと、アップデートマネージャでアップデートを催促されるので、 synaptic の「パッケージ」メニューから「バージョンの固定」を選んでおきました。Mousepad はシンプルなエディタですが、文字コードや改行記号の変換などの機能があり、手放せないものになっています。1月16日に Xfce 4.8 がリリースされましたが、これが採用されるのは Xubuntu 11.04 からでしょうか。次のリリースで改善されていることを期待しています。

【Xubuntu 11.04 アルファ版】2-14-2011

Xfce 4.8 を試してみたくて Xubuntu 11.04 アルファ版を VirtualBox で動かしてみました。新しい Xfce ではパネルが大きく変わっており、パネルの背景を透過させ、MAC 風のランチャーに設定してありました。パネルへのアプリケーションの追加も、アイコンを含めて一挙に登録でき、とても簡単になりました。パネル上のアイテムの追加、削除、移動もわかりやすくなっています。また、デフォルトのデスクトップ・テーマ graybird では各ウィンドウに影をつけ、立体的に表示されるようにしてあり、見た目がとてもきれいです。Xubuntu は今まで見た目の変化があまりありませんでしたが、今回は Xfce 4.8 の採用によって大きく変わることになるでしょう。
アプリケーションはほとんど試していませんが、Firefox は 4.0 を先行採用していました。Firefox 4.0 ベータ版はまだ未対応のプラグインが多くありますが、私はそんなに多くのプラグインを使っていませんので、困ることはないと思っていますし、Xubuntu 11.04 の正式リリースまでには Firefox 4.0 も正式版となるでしょう。メイン・マシーンは次の LTS 版が出るまで 10.04 LTS 版で行くつもりですが、他は 11.04 の正規版がリリースされたら、それに入れ替えてみようと思っています。

【Netbook の修理】2-21-2011

ワイヤレス機能が使えなかった Netbook が修理されて返ってきました。私のメールアドレスが正しく伝わっていなかったため、修理センターに送るラベルが届かず、しばらく修理に出せないでいましたが、修理に出したら、すぐに直って、テキサスの修理センターから Fedex で返送されてきました。いました。そのあとフォローアップの電話も来ました。一週間で修理が出来、満足しています。Netbook のワイヤレス機能が使えなかった間使っていた USBアダプターは娘のコンピュータで使っていますので、それも無駄にはなりませんでした。

【Netbook で Virtual Box】2-28-2011

私のネットブックには１GB のメモリしか載っていませんが、それでも、Virtual Box 上で Windows XP が動きました。Word での文書編集もなんとかこなせます。しかも Ubuntu 10.10 用の Virtual Box の GUI はさらに洗練されたものになっていました。

【デジタルチューナーカードの購入】3-7-2011

テレビのデジタル化にともない、デジタル対応の DVD レコーダを買ったのですが、このレコーダでは NHKテレビの国際放送が録画できません。おそらく録画禁止か、一回限りの録画しか認めない信号を流しているのだろうと思います。そこで、メインマシンに mythtv を導入し、ハードデスクに録画できるかどうか試してみることにしました。
以前、アナログの PCI TV チューナーカードを使い、tvtime で TV を観ることができたのですが、このカードはもう使えませんので、新しくデジタル対応のカードを買うことにしました。pchdtv.com で HDｰ5500 という Linux 専用カードが 99ドルで売っていましたので、注文しました。
注文してから数日で届いたカードには、オーディオ・ケーブルとドライバ CD などがついてきました。あまり難しいことは考えないで、まずはカードを取り付け、最初に tvtime を導入してみました。アナログ放送は問題なく見ることができましたが、デジタルのほうは tvtime が対応していないようです。それよりもデジタルチューナーのドライバが動いていないようで、なんらかの設定が必要なようです。USB ワイヤレス・アダプタが Xubuntu 10.04 では動かなくても 10.10 で設定なしで動いたように次期バージョンで動いてくれたらと期待していますが、自分ででもやってみないと、ほんとうの Linux ユーザとは言えないような気がしています。ちょっと時間がかかるかもしれませんが、すこしづつ試してみようと思っています。

【flushplugin のダウングレード】3-14-2011

Xubuntu 10.04 で flushplugin をアップグレードしたら、Youtube の動画が見られなくなりました。見られないならまだしも、システムがフリーズしてしまいました。flashplugin の新しいバージョン（10.2）ではハードウェア・アクセラレーション技術を使っているのだそうですが、おそらく、私のコンピュータのハードウェアがそれに対応していないのだろうと思います。Xubuntu 10.10 の場合は新しいバージョンの flashplugin の場合エラーメッセージが出ますが、再読み込みすると、動画を見ることができます。システムにまで影響が出ることはありません。
Xubuntu 10.04 でシステムがフリーズするのは深刻な問題ですので、http://kb2.adobe.com/jp/cps/228/228683.html から古いバージョン（flashplayer 10.1）のアーカイブファイル fp10.1_archive.zip をダウンロードしました。これを解凍すると fp10.1_archive が出来ます。その中の 10_1r82_76 にある flashplayer_10_1r82_78_linux.tar.gz を解凍すると、バージョン 10.1 のlibflashplayer.so を得られます。これを /etc/lib/flushplugin-installer にコピーしたら、システムがフリーズするトラブルが解決し、今までどうり動画を見ることができるようになりました。

【Xfce4.8 の先行導入】3-21-2011

Xubuntu 11.04 には xfce4.8 が導入されますが、新しい xfce を Xubuntu 10.04 や 10.10 でも使えないかとウェブでしらべてみたら、"How to install XFCE 4.8 (Xubuntu) in Ubuntu 10.10 / 10.04" という記事が http://www.multimediaboom.com/how-to-install-xfce-4-8-xubuntu-in-ubuntu-10-10-10-04/ にありました。それによると、Xubuntu 10.04 の場合は
```
$ sudo add-apt-repository ppa:alexx2000/xfce
```
Xubuntu 10.10 の場合は
```
$ sudo add-apt-repository ppa:koshi/xfce-4.8
```
として、ppa（personal package archive）をリポジトリに登録してから、apt-get でアップデートとアップグレードをすれば良いとのことでした。
私は、リポジトリ追加のあとは synaptic を使って作業しましたので、synaptic の「再読込」をクリックしアップデートし、「すべてアップグレード」を選んで「適用」をクリックして導入しました。10.04 と 10.10 の両方とも試してみましたが、うまくいきました。

ただ、アプリケーション・メニューに「ログアウト」などが表示されなくなりましたので、/etc/xdg/xdg-xubuntu/menus/xfce-applications.menu の <Include> と <Layout> の部分を次のように調整しました。

   <Include>
        <Filename>ubuntu-software-center.desktop</Filename>
        <Filename>xubuntu-help.desktop</Filename>
        <Filename>xfce4-about.desktop</Filename>
        <Filename>xfce4-session-logout.desktop</Filename>
    </Include>
 
    <Layout>
        <Menuname>Settings</Menuname>
        <Separator/>
        <Merge type="all"/>
        <Separator/>
        <Filename>ubuntu-software-center.desktop</Filename>
        <Separator/>
        <Filename>xubuntu-help.desktop</Filename>
        <Filename>xfce4-about.desktop</Filename>
        <Filename>xfce4-session-logout.desktop</Filename>
    </Layout>

上記は、もとのファイルで xfce4-about-xfce4.desktop　xfce4-logout.desktop　xubuntu-logout.desktop などとなっていたものを /usr/share/applications を参照して訂正したものです。

【Firefox 4.0】3-28-2011

Firefox 4.0 が正式リリースされました。Ubuntu のリポジトリにはまだ入っていませんので、tar ファイルをダウンロードし、ホームディレクトリに解凍して使ってみました。外観は、タブの位置が変わったくらいで、いままでとあまり変化はありません。私は、今までのタブの位置のほうが良いので、タブの位置を変えました。
メニューでは、「ツール」の「アドオン」がわかりやすくなっており、アドオン入手、拡張機能、テーマ、プラグインの四項目を切り替えて表示できます。
パスワードの必要なサイトに入ったとき、パスワードの保存を尋ねるダイアログボックスがより洗練されたものになり、ウェブの画面を占領しなくなりました。
みかけ以上に、内部では大きな変化があるのでしょうが、今のところ、今までのバージョンとは大きな違いを感じていません。私にとってブラウザは、コンピュータのリソースを食わずに、安定して動いていることが第一で、その点、Firefox がいちばん安心して使えるブラウザであるように思います。
なお、3月14日の記事に書いた flash plugin の不具合は flashplugin-installer のアップデートのためでしょうか、解消されていました。

【PDF Mod の導入】4-4-2011

PDF ファイルを連結する必要があったので、PDF Mod を導入しました。公式リポジトリには 10.04 用のパッケージがなかったので、
```
$sudo add-apt-repository ppa:pdfmod-team/ppa
```
とのコマンドを使ってリポジトリを追加し、導入しました。10.10 用のパッケージはありましたが、ppa のものよりバージョンが古く、私のシステムでは保存ができないと言う不具合がありましたので、10.10 でも同じようにして ppa からインストールしました。　
PDF ファイルの連結、ページの入れ替え、削除、回転などの他、画像の抽出やファイルの属性の変更もできます。ファイルの追加の場合、PDF mod で開いたファイルからはできましたが、ファイル・マネージャからはドラッグ・アンド・ドロップができないの不便でした。また追加したファイルが既存のファイルの前に置かれるため、あとで順番を並べ替える必要がありました。しかし、全体としてとても良くできたソフトウェアで、違ったソースからのドキュメントをひとつの PDF ファイルにまとめることができるのはとても便利です。

【ごみ箱の不具合】4-11-2011

Xubuntu 10.04 に xfce 4.8 を入れてからデスクトップ上の「ごみ箱」が正しく機能しなくなりました。ゴミ箱にゴミが入っているのに、「ゴミ箱は空です」とレポートされるのです。アイコンも空のゴミ箱のままです。ただし、10.10 で xfce 4.8 にアップデートしたものは正常に動きました。~/.local/share/Trash を覗いてみましたが、別に問題があるわけでもありませんでした。もうすぐリリースされる Xubuntu 11.04 では大丈夫と、お気軽に考えて、そのままにしてあります。

【エディタ geany の導入】4-18-2011

geany というエディタがあることを知り、apt-get で導入しました。komodo edit とほぼ同機能で、端末機能もついている本格的なプログラミング用のエディタです。日本語にも対応しており、ほとんどの文字コードに対応しています。
日本語を入力してみようとして [Control] + [Space] を押しても、日本語 IM が起動しませんでした。おかしいと思ってキーバインドをしらべてみたら、これはすでに他の機能に割り当てられていました。[Shift] + [Space]（半角スペース）、[F8] （半角変換）、 [F7]（全角変換）なども他の機能に割り当てられていますので、キーバインドを変更する必要がありました。
komodo edit にある行をまたぐ置換や複数ファイルにまたがる置換という機能はありませんが、komodo edit よりも早く起動し、動作も軽いのが気にいっています。正規表現を使うことができるエディタはあまりないので、これは結構使えそうだなと思っています。

【Xubuntu 11.04 リリース間近】4-25-2011

Xubuntu 11.04 のリリースも間近です。ほんとうならこのあたりで RC（リリース・キャンディデート）が出るはずですが、今年はイースター休みと重なり、イースター休みには誰も RC 版をチェックしないだろうからと、RC 版無しで正式リリースが行われるようです。今回はメインマシンを 10.04 LTS から 11.04 にアップグレードしようと思っています。

【Xubuntu 11.04 のインストール】5-2-2011

Xubuntu 11.04 を USB ドライブを使って、ネットブックに入れました。インストールとその後の調整は今までと同じで順調に行きました。ただ gdebi はデフォルトでは入っていなかったので、後で加えました。mousepad は依然としてうまく動きません。かわりに leafpad を入れました。
娘のデスクトップ・コンピュータにも入れました。このコンピュータでは ASUS 製 USB-N13 という USB ワイヤレス・アダプタを使っています。ドライバの rt2870sta とファーム・ウェアは入っているのですが、そのままでは動いてくれませんでした。それで、www.cyberciti.biz/tips/ にあった "Ubuntu Linux: Install RT2870 Chipset Based USB Wireless Adapter" という記事を参考に
```
blacklist rt2800usb
blacklist rt2x00lib
blacklist rt2x00usb
```
を /etc/modprobe.d/blacklist.conf に書き込みました。再起動したら、今度はアダプタが元気良く動いてくれました。
メイン・マシンのほうは、ライブCD で試してみたところ、USB 接続のキーボードなら使えるのに PS/2 接続のキーボードが使えなかったので、まだインストールしていません。娘のコンピュータなら PS/2 キーボードでも大丈夫だったのに、このマシンでは駄目でした。USB を PS/2 に変換するプラグを手に入れてから試そうと思っています。

【USB TO PS/2 ADAPTER】5-9-2011

メインマシンへの Xubuntu 11.04 のインストールのため USB TO PS/2 ADAPTER なるものを買ってきました。しかし、残念ながら使えませんでした。このアダプターの裏の注意書きを読むと「あなたのキーボードやマウスがこの Passive モードのアダプターで動かない場合は Active モードのアダプターを使ってください」とありました。またアダプタを買いに行くのも嫌だったので、キーボードとマウスが PS/2 で、コンピュータとの接続が USB になっている KMV があったので、それを使ってキーボードが動くようにしました。
インストールは問題なくできました。mousepad は依然としてうまく動いてくれませんでしたので、leafpad を入れました。ATOK は今までのスクリプトではインストールできなかったので、とりあえずは Anthy を使い、そのうちインストールをやり直してみようと思っています。デスクトップ・パネルは、せっかくですので、今までの設定を消して、デスクトップの下にランチャーが並ぶスタイルを選びました。

【VLC のサンドデバイス】5-16-2011

Xubuntu 11.04 をメイン・マシンに入れた後、VLC を動かしてみたら、音声が二重になって聞こえるようになりました。他のマシンでは問題なく動いたのに、このマシンだけにこの症状が表われました。メイン・マシンには TV カードが入っており、サウンド・カードが二枚差し込まれているからかもしれませんが、10.04 の時はそのようなことはありませんでした。それで VLC のメニューをツール→設定→オーディオと進んで行って、出力モジュールを ALSA に、デバイスを Analog にしたら、音声のトラブルが解決しました。

【audacious の GTK インターフェース】5-23-2011

ひさしぶりに audacious をインストールしてみました。GTK インターフェスは今までの winamp 風のものよりもわかりやすく気に入りました。GTK インターフェースから wimamp インターフェスに変えることもできます。winamp インターフェスから GTK インターフェースにもどすのは少し分かりづらかったのですが、画面を右クリックしてメニューから表示→インターフェース→GTK を選ぶと良いことがわかりました。
ウェブの m3u リストは今まで realplayer を使っていたのですが、これを audacious に切り替えました。それは、Firefox の編集→設定→プログラムのファイルの種類（Content Type）の取扱い方法を変えることによってできました。

【Xubuntu のパネル】5-30-2011

Xubuntu のパネルはデフォルトでは、上部にウィンドウ・ボタンやツウチエリアが並ぶ「パネル１」と、下部にランチャーが並ぶ「パネル２」が表示されます。「パネル１」には「アプリケーション・メニュー」や「アクション・ボタン」もあって便利なのですが、さほど使わないのでそれらを「パネル２」でランチャー・アイコンといっしょに並べてみました。そして「パネル２」を「自動的に隠す」ようにしておきました。こうすればネットブックでも画面を広く使うことができ、とても使いやすくなりました。

【Xubuntu 11.04 インストールのまとめ】6-6-2011

Xubuntu 11.04 は xfce4.8 の採用によって今まで使ったデスクトップ環境の中で最高のものになっています。そこで、オフィスで使っているコンピュータにも 11.04 をインストールすることにしました。Live CD を使ってのインストールで、最初のメニューから「インストール」を選んだところ途中でエラーが出て進まなくなりましたので、次は、CD から Xubutu を動かしてからインストールしたところ、うまくいきました。どのマシンでも、Live CD で Xubutu を動かしてからのほうがうまくいくようです。
このコンピュータで nVidia 173 ドライバを使おうとしたら、標準の解像度が出ませんでした。nVidia curret では問題ありませんでした。Xubuntu のハードウェア・ドライバはどれもよくできていて、グラフィックスやワイヤレスにわざわざプロプライエタリ・ドライバーやウィンドウズ用ドライバをラッパーで使う必要はあまりなくなりました。
ハードウェアでは、HP社のプリンタや複合機はほとんど CUPS にドライバが用意されており、プリンタをつなぐだけで即、使えるようになります。プリンタを選ぶならHP社のものが良いようです。他のハードウェアもこんなふうになればいいのですが。

【gFTP の操作ミス】6-13-2011

gFTP では上位ディレクトリーがディレクトリーとファイルのリストの一番上に表示されます。リストの下のほうを表示している場合、リストを巻き戻して上位ディレクトリーを表示させないと上位ディレクトリーにもどれないのが不便です。FireFox のアドオンにある FireFTP の場合は、上位ディレクトリーには専用アイコンで戻ることができ、便利です。
いや、便利であるばかりか、ファイルを選択したつもりが、ディレクトリー全体を選択してしまって、ディレクトリーの属性を変えてしまうという操作ミスも起こります。私は何度も同じ失敗をしており、FileZilla など他の FTP クライエント・アプリも同じ仕様なので、gFTP からの乗り換えもできないでいます。gFTP の改良を心待ちにしています。

【Mozc を試してみる】6-20-2011

私は日本語インプット・メソッドに ibus-Anthy を使っていますが、Mozc を試してみようと思い、ibus-mozc を synaptic を使ってインストールしてみました。インストール後、メインメニューの「設定」から「キーボード・インプットメソッド」を選びました。「Ibus の設定」ウィンドウで「インプットメソッドの選択」をクリックして「日本語」→「Mozc」を選び「追加」をクリックしました。そして、Mozc をリストの一番上に移動させ、デフォルトで起動するようにしました。
まだ少ししか使っていませんが、変換候補は Anthy よりも的確なような気がしますが、無意味な候補もかなり出ます。ユーザー辞書登録は Anthy よりも面倒そうです。

【FireFox 5】6-27-2011

この間 FireFox 4 が出たばかりなのに、もう 5 にアップデートされました。見た目の変化はほとんどありませんが、起動が早くなったということです。Thanderbird も 5 が出ていますが、Ubuntu の APT にはまだ載っていません。Thanderbird も外観、機能はあまりかわらず、起動時間の短縮などの改善がはかられているようです。それに 6週間おきにバージョン・アップをしていくとの予告が出ています。そんなに細かくバージョンを上げなくてもと思いますが、それが Mozilla の方針のようです。


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Linux Memo 2011年1～7月分