USA Diary

August, 2024

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8月1日(木)月が変わり、大統領選挙まで3ヶ月となりました。トランプ氏の暗殺未遂、バイデン氏の撤退、カマラ氏の出馬で、状況は目まぐるしく変化しています。民主、共和両陣営とも長い年月をかけて大統領選のため準備してきたと思いますが、そうしたものがリセットされ、ここにきて、短期決戦の様相をおびてきたように見えます。今年の大統領選ほど、混迷したものはないだろうと思います。
8月2日(金)ちょっと立ち寄った店で、チェックアウトのとき、私が一点しか持っていなかったので、もっとたくさんの品物をカートに入れた人が、私に順番を譲ってくれました。私も、人に順番を譲ることがありますが、親切は与えるのも、受けるのもうれしいものです。なのに、なぜ、人は他の人に親切をしないのでしょうか。
8月3日(土)この3日間は「日々の聖句」の原稿、編集、印刷、製本にかかりきりでした。ようやく発送準備ができました。月曜日には郵便局に行けそうです。
8月4日(日)日本語礼拝5周年というので、韓国語のコーラス・グループが来て、賛美をしてくれました。また、礼拝後はレストランで食事をしました。でも、何人かの人たちが旅行や病気で出席できなかったのが残念でした。
8月5日(月)「日々の聖句」9月号などを発送しました。郵便局の帰りに買い物もしてきました。ボタン電池が必要だったのですが、リストに書き忘れたので、買いそびれました。この次は忘れないようにしたいと思います。
8月6日(火)ハリス氏が「ラニングメート」にミネソタ州知事ワルツ氏を選びました。60歳で、ハリス氏とひとつしか違いませんが、映像で見るかぎり、実年齢よりももっと老けて見えます。副大統領候補同士のディベートがあれば、40歳のヴァンス氏との対決が楽しみです。ヴァンス氏は、話し出すとき、少し言葉に詰まることがあり、迫力に欠けるところがあるので、もうすこし、貫禄のある話し方を身につけるといいと思います。私が知る限り、最も弁論が立つのは、テキサスの上院議員テッド・クルーズ氏でしょう。「立板に水」とは、彼の弁論のためにあるような言葉です。
8月7日(水)トランプ陣営は、ハリス氏に対するネガティヴ・キャンペーンを用意しているようですが、私から言わせれば、彼女はバイデン―ハリス政権で、何もしていないので、ネガティヴ・キャンペーンなど必要がないほどです。実績を見れば、この人が大統領でいいのだろうかと、誰もが疑問を覚えるかと思うのですが、ハリス氏側は、「女性初の大統領」、「非白人系で二人目の大統領」などと、政策と無関係なところで宣伝していますので、有権者がそのような基準で投票してしまう危うさがあります。政治が分かる人は、政策で投票先を選びますが、そうでない人は、芸能人やスポーツ選手への人気投票のように考えて行動します。トランプ氏はすで政策を発表していますが、ハリス氏はまだです。あと3ヶ月に迫った大統領選までに、有権者は、両者の政策をよく吟味して選択しなければならないと思います。
8月8日(木)久しぶりに、ランチにピザを買いました。サンノゼにいたときからいつも注文していた Papa Johns が、こちらでも近くにあり、私はアカウントを持っていますので、ウェブサイトから注文し、クーポンコードを手にいれて、25%引きで買っています。注文して、しばらくして店に行けば、もう出来ていて、ピックアップして持ち帰っても、まだ熱く、「冷めたピザ」にはなりません。3人で20ドル程度で食べられるものに、Panda Express、Chick Fil-A を利用しますが、Papa Johns はクーポンコードがあるので、一番安く食べられます。
8月9日(金)きょうは、少し曇り日で、昨日よりも気温が下がったので、床掃除をしました。汚れが気になっていたのですが、たとえ室内でも、暑い日は、なんとなく疲れるので、きょう、思い切ってやりました。以前は、掃除など何でもなかったのですが、このごろは、疲れを覚えるようになりました。
8月10日(土)ハリス氏はまだ政策を発表していませんが、「私を選んだら問題を解決します」などと平気で言っています。彼女はすでに副大統領として選ばれており、政権の中枢にあったわけで、アメリカが抱える問題を解決してこなければならなかったのに、それをしなかったのです。「民主主義を守るにはトランプ氏を阻止しなければならない」と言いますが、民主党政権の4年間、民主主義は守られたのでしょうか。自分たちで壊した民主主義、平和、経済をトランプ氏のせいにするのは、おかしいと思います。けれども、それを「おかしい」と気づかない人が多いのです。
8月11日(日)きょうも、先週に続いて「光として輝く」のテーマを引き継いだメッセージをしました。今月はあと2回、今年の年間聖句に関連したメッセージを話すことになっています。
8月12日(月)買い物のついでに、スーパーマーケット内の店でヘアカットをしてもらいました。「ついで」というのは便利なものです。時間もガソリンも節約できます。
8月13日(火)岸田氏退陣のニュースが飛び込んできました。そんなに驚きはしませんでしたが、これで G7 で記念撮影に収まっていた政治家たちが次々と表舞台から姿を消していきました。変わらないのは舞台裏で人々を操っている人たちでしょうか。
8月14日(水)きょう、定期的に購入している印刷用紙が届きました。前回、品切れになり配送が遅れたため、Staples から購入したものがまだ残っていて、用紙を置く場所がなくなりましたが、ペンギンクラブの本の注文が入りましたので、それに使えば、少しスペースが生まれそうです。Staples で買ったものは、バーゲンのためでしょうか、一つの袋に紙質の違ったものが混ざっていました。製本してみると気づかない程度ですが、一冊の本の中に色合いの違ったページが混じってしまいました。こういったことは、市販の本でもよくあることなので、許してもらえると思っています。
8月15日(木)このところ、連日 100℉ をこえる暑さです。日本は暑さに加えて、地震や台風もあって、こちらより大変かもしれません。きょう、午後、郵便局に行きました。ヒート・ワーニングが出ている最中で、さすがに空いていました。
8月16日(金)ある方から静岡のお茶とペンギンのロゴが入った T シャツを送っていただきました。私がペンギンクラブを運営していることを覚えていてくださったのです。心のこもったギフトをありがたく頂戴しました。
8月17日(土)引退牧師の会 ZOOM ミーティングをしました。いつものメンバーが全員そろいましたが、新しく参加する人も加えられるようにと願っています。
8月18日(日)韓国教会では、礼拝に来る人が増え、教会の駐車場がいっぱいになります。私たちは日本語礼拝が始まる30分以上も前からそこに着くようにしており、日陰のあるところに車をとめようとするのですが、そうした場所は、もっと早くから教会に来る人によって塞がれていることが多いのです。きょうは、幸い、木陰に停めることができました。帰りに車に入ったとき、暑さが違いますので、木陰に車を停めておくと、冷房も早く効いて、からだにはよいようです。
8月19日(月)頼まれていた本を12冊作りました。本体の印刷はすでに終えていますので、バインドをしたわけですが、接着剤をつけたあとプレスし、本の天地と小口の三方を切り落とし、何冊かにわけ紙に包んで箱詰めといった作業は、丸一日かかりました。表紙に使う紙には、アマゾンで手に入るものを、いくつか試しているのですが、思うようなものが見つからず、まだ調査中です。
8月20日(火)民主党大会が始まり、ハリス氏がまるでアイドル扱いされています。民主党寄りのマスコミでさえ、ハリス氏の「笑い」を下品だといい、スタッフに対するパワーハラスメントや、国境政策その他での無能ぶりを伝えていたのに、バイデン氏撤退後は、そんなことがまるでなかったように、ハリス氏の「笑い」は「喜び」の笑いだと持ちあげています。まるで、マスコミに大統領を決める力があるかのような振る舞いは、問題だと思います。
8月21日(水)ハリス氏はようやく政策を発表しましが、それはみなバイデン氏が二期目のために作ったもので、彼女のものではありません。しかも、その内容は、相変わらずの「ばらまき」で、アメリカ経済を強くし、雇用を確保し、物価高を克服する道筋がありません。彼女は「中間層を守る」と言っていますが、バイデン政権下の統計を見れば、それとは逆であったことは明白です。客観的な数字ばかりでなく、トランプ政権下では、多くの人がより良い生活ができたと感じていると思います。私もその一人です。
8月22日(木)火曜日に送ったメディアメールが、きょう届いたと、カリフォルニアから電話がありました。プライオリティメールなみの早さなので、驚きました。もっとも、メディアメールの料金も高くなったので、早く配達してもらって当然かもしれません。同じ日に送った別のメディアメールはまだ届いていませんでした。地域によって差があるようです。
8月23日(金)ケネディ氏が接戦州での大統領選からの撤退を表明したあと、トランプ氏のラリーに登場してスピーチをしました。彼の戦略は、ハリス氏を選ぶだろう青州、トランプ氏を選ぶだろう赤州では撤退せず、反ハリス、反トランプの票の受け皿になるが、10の接戦州では、自らへの投票がトランプ氏に回るようにするというものです。そうなればトランプ氏には有利ですが、有権者がどの時点で投票先を決めているかどうかは分からず、この戦略が功を奏すかどうかは分かりません。民主党のハリス熱も、案外、民主党の一部だけのもので、多くのアメリカ人は彼女のような行き過ぎた政策を危険だと感じているかもしれません。私は、そうであって欲しいと願っています。
8月24日(土)きょうは少し涼しくなるはずでしたが、今までとあまり変わらず、暑くなりました。きのうは午前と午後の2回出かけ、午後出かけたあと、熱に当たったようになって疲れ、きょうも調子がよくありません。ほんの短い時間だったのですが、無理をしなければよかったと思いました。
8月25日(日)「日々の聖句」の原稿が創世記から申命記までそろいましたので、「日々の黙想――創世記〜申命記」として出版する予定で、先週から作業を始めました。200ページほどのちょうどよい分量の本ができあがりそうです。「日々の聖句」は全聖書の黙想ができるまで続けたいと思っていて、「日々の黙想」シリーズも全聖書の黙想をまとめたいと願っています。
8月26日(月)2021年のきょう、バイデン政権のアフガニスタン撤退の失敗から、カブール空港でのテロのため、アメリカの兵士13名が殺害されました。もうすぐ母国に、家族のもとに帰ることができると期待に胸をふくらませていた彼らと家族はどんなに悔しい思いをしたことでしょう。バイデン氏もハリス氏もその記念式典に来ませんでした。来たのはトランプ氏で、彼が墓地で花をたむけました。陸軍少佐であったトゥルシー・ギャバード氏も来て、トランプ氏を推薦するスピーチを行いました。彼女は元民主党員でしたが、民主党のあまりの左傾化に対して疑問を持ち、今では民主党を離党し、独立した政治家として活動しています。今回のスピーチでも、共和党であれ、民主党であれ、ともにアメリカを愛する者は、トランプ氏をホワイトハウスに戻し、平和な世界を求めようと呼びかけていました。ケネディ氏とギャバード氏はトランプ氏の政権移行チームに入って、第2次トランプ政権の政策を決めるようになるでしょう。政党の枠を超えて、国を愛する人たちが力をあわせることが、アフガニスタンで亡くなった人々と家族の犠牲に答えることになると信じます。
8月27日(火)トランプ氏とハリス氏とのテレビ討論会が9月10日に、ヴァンス氏とワルツ氏とは10月1日に決まりました。トランプ氏のハリス氏との討論会準備をギャバード氏が助けるとのうわさがありますが、彼女の支援があれば、トランプ氏には「鬼に金棒」でしょう。これは、トランプ氏が「鬼」であるという意味ではありません。聖書には「隣人について偽りの証言をする人は、こん棒、剣、また鋭い矢のようだ」とあって「棒」も悪い意味で使われていますが、私はギャバード氏のスピーチを聞くたびに、彼女が常に的確な言葉を使うのに感心しており、彼女の指南は、反トランプの人に目を覚まさせるものとなるでしょう。トランプ嫌いの人たちは政策とは関係なく、女性候補者に対するトランプ氏への態度や言葉遣いを批判してくるでしょうから、トランプ氏がギャバード氏からそういったことも学んでほしいと思っています。
8月28日(水)日本に台風が上陸しました。大阪にいる親族に電話してみたのですが、留守だったようで、電話がつながりませんでした。天候などに関して、こちらでは「注意報」と「警報」の二つしかないのですが、日本では「警報」の他に「特別警報」とか、「記録的短時間大雨情報」などといったものがあり、それによってどんな行動をとったらよいのか、とても分かりづらく思いました。
8月29日(木)いつもの店でパンを買おうとしたら、ベーカリー売り場の店員に呼び止められて、「割引スティッカーを貼ってあげますよ」と言われました。焼いてから日数の経ったパンには50セントから1ドルほど値引きされたバーコードが貼られることがあるのですが、焼きたてとまではいかずともまだ新しく柔らかい 5ドル近いパンに 2ドル99セントのバーコードをつけてもらいました。こんなことはめったにないことで、よほど、私が、パンも買えないほど物価高に困っているように見えたのかもしれません。
8月30日(金)ハリス氏が CNN のインタビューを受けました。ティム・ワルツ氏も一緒でした。バビロン・ビーという風刺サイトで、「世界で一番強いはずの女が、ジョブ・インタビューが不安なので、男性の同伴を依頼した」などと言われていました。このインタビューは録画で、しかも、編集されたものです。前もって CNN と打ち合わせ、後で都合の悪いところを切り取った30分弱のもので、観ていてとてもがっかりしました。
8月31日(土)ハリス氏は CNN のインタビューで、質問をスキップしたり、はぐらかしたりしていました。また、政策を変えているのに、自分の考えは変えていないと主張しました。それは、ペンシルヴァニアのフラッキングによる油田開発業者や、不法移民の脅威に直面している中間層の票を狙ってのことであることを白状しているようなものです。経済政策においても事実や統計とは異なることを言っており、彼女が経済を何も知らないことがよく分かりました。それでも人々は彼女にこの国の舵取りをまかせるのでしょうか。
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