USA Diary

July, 2022

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7月1日(金)半年がすぎ、7月となりました。6月は30日でしたので、アナログの腕時計の日付を調整し、A/C のフィルターを換えるなどしました。私の机の前にある二つのカレンダーも、ひとつは7月に、もうひとつは8月に換えました。諸葛孔明は、本を読んだらすべて頭の中に入れて、書斎には一冊の本もなかったようですが、暦だけは常に持っていたと、物語に書かれていますが、たしかに、カレンダーは大切です。私は、教会暦やアメリカの記念日を大切に考えています。
7月2日(土)家内が具合悪くなり、大事をとって ER に連れて行きました。4th of July の休日に入っていましたが、15分おきに患者がきていました。検査の結果何もなく、投薬も必要なく、帰ってきました。3年前も同じ症状で同じ ER に行きましたので、記録が残っていて良かったでした。病院の部屋の温度は 73℉ に設定されていて、家内が寒いというので、ブランケットを借りました。自分のブランケットを持ってきていた患者さんもいました。ER に行かないですめばいいのですが、次回はブランケットを持っていくといいと思いました。
7月3日(日)きょうは、アメリカの独立への道のりに重ね合わせてメッセージを語りました。他の先生方が 4th of July に関連してメッセージをなさったかどうか調べてみましたが、見つけられず、残念に思いました。近頃は、白人が先住民を苦しめたといって、アメリカ建国のルーツまでも否定するような説、批判的人種差別論が盛んで、たいていは、大学教授たちがそれを学生に吹き込んでいます。政権のいいなりになる御用学者も困りますが、大衆に媚びる学者も困ります。昔の中国ではそういう人たちを「腐れ儒者」と呼びました。
7月4日(月)きょうは 4th of July。どこにも出かけず、ずっと家の中でした。夜、花火の音がちいさく聞こえた他は車もほとんど通らす、静かな一日でした。けれども、シカゴ近郊でひとりの若い男が屋上からライフル銃で人々を狙い撃ちにし、6人が亡くなるという、痛ましい事件が起こりました。
7月5日(火)郵便局に行きました。祭日の次の日はたいてい混むのですが、あまり待たないで用を果たすことができました。近くの交差点では、横断歩道のペイントをしていました。暑さの中で、作業をしている人たちは、ほんとうに大変でしょう。今、若い人たちは芸能やスポーツなど、人目につくものに憧れ、汗を流して働くことを嫌っていますが、そういう風潮がなくなって、労働が重んじられ、人目に触れなくても黙々と働く人々が報われる社会であって欲しいと思います。
7月6日(水)今週も「高温警報」が出ています。いくらテキサスでも、気温が100℉を超えるのは、いままで一夏に何度かしかありませんでした。ところが今年は毎日3桁の気温が続いています。雨が欲しいのですが、ずっと雨もありません。家に A/C のない人もあるそうで、自治体や慈善団体はそうした人への支援を呼びかけています。
7月7日(木)きょうはジミー・カーター氏とロザリン夫人の第76回目の結婚記念日です。カーター氏は私の好きな大統領のひとりです。元大統領として最年長で97歳の今もお元気です。若いころ、海軍の原子力技術者として事故があった原子炉で被爆していますし、脳の癌も患いましたが、癒やされています。「人権外交」を実践し、それは共和党にも影響を与えました。大統領退任後も特使として北朝鮮やキューバを訪れています。温和な信仰者として、政治的な立場の異なる人からも尊敬を受けています。
7月8日(金)4th of July の銃撃事件のニュースが世界中に流れたあと、きょうは安倍元首相が参議員選挙の応援演説中に手製の銃で撃たれて亡くなるという事件が、世界中を駆け巡りました。安倍氏は外国の首脳と肩を並べていましたので、彼の死は海外でも注目されています。バイデン氏はきょうから日曜日の日没まで半旗にするよう通達を出しました。
7月9日(土)安倍氏の葬儀にはアメリカからは政府高官が出席する予定です。トランプ氏も「出席したい」という気持ちがあるようですが、果たして来日が叶うでしょうか。トランプ氏は海外にこそ出かけていませんが、アメリカ各州でラリーを展開しています。6月14日に誕生日を迎え76歳になりましたが、とても勢力的に活動しています。
7月10日(日)日本の参議院選挙では多くの自民党議員が当選を果たしましたが、同時に、社民党も一議席を確保し、政党要件を満たしました。社民党は一貫して「憲法九条」を守ることを訴えてきましたので、国民には、どんなに世界情勢がきな臭くなっても「憲法九条」を守りたいという思いの人も多いと思います。
7月11日(月)朝の涼しいうちに買い物にでかけました。私たちは 2.5 ガロンのパッケージに入った自然水を、陶器製の給水器に移して使っていますが、それと一緒に、同じメーカーのボトル入の水も買っています。ところが、そのボトル水が品切れでしたので、給水器からボトルに移して使っています。自然水はミネラルを含みますので、必要なミネラルを取るのによいかと思って、アメリカに来て以来、そうしています。
7月12日(火)年2度の検査のため、医院に行きました。血液採取とかんたんな EKG、それに身体検査を受けてきました。血液検査の結果は来週、電話で聞くことにしました。わざわざいかなくて済むのはありがたいです。
7月13日(水)こちらでも COVID の感染が再拡大していますが、日本でも「第7波」来るのではと、心配されているようです。私の医者は、秋になると新種のウィルスに対応したワクチンが出るから、それを受けたらよいと、アドバイスしてくれました。大きな旅行をするようでしたら、受けておいたほうがよいかもしれないとも思っています。
7月14日(木)私たちは、いつもはプレーノ・ロードを北上して、教会に行ったり、買い物したりしています。家内や娘の内科医や眼科医も同じ方面です。出かけるたびに同じ道を「北」に向かうのですが、きょうは久しぶりに同じ道をダラス方面に向かいました。いつも見る風景とはずいぶん違い、フリーウェーの工事などもあって少し混雑していましたが、あらかじめ Google Map で通りの様子を見ておきましたので、迷わずに行くことができました。町が変わると、風景がこんなにも変わるのかと思いました。ちょうど暑い時間帯でしたが、今日はそんなに気温が上がらなかったので助かりました。
7月15日(金)トイレットをフラッシュしたら、トイレットのタンクとボールのつなぎ目から水が漏れているのに気付きました。両者をつないでいるガスケットが古くなっているのでしょう。このトイレットは3本のボルトでつながっており、ちょうど手もとにあった部品にはボルトが2本しかなかったので、修理をあきらめました。いろいろ考えて、プラマーに頼んで直してもらうことにしました。
7月16日(土)引退牧師たちの ZOOM ミーティングがありました。参加者は少ないのですが、いつものメンバーは欠かさず参加してくださっています。きょうも、励ましを受け、健康面で弱さを覚えている方々のため祈って終えました。
7月17日(日)きょう、礼拝に来た人たちに、「こんな説教を聞きたい」という希望を書いてもらうため、インデックスカードを配りました。以前、「悪魔の誘惑」や「地獄」について質問があり、そのことを説教でとりあげ、喜んでもらったことがあります。「サマー・スペッシャル」で、皆さんからのリクエストに沿った説教をするのもいいかと思っています。
7月18日(月)プラマーにトイレの修理をしてもらいました。部品を取り替え、水漏れがないか丁寧に確認してくれました。プラマーは「これで水道の請求が少なくなるよ」と冗談まじりに言っていましたが、私たちの地域は雨がなく、水不足が心配ですので、「今は、水を節約しなければならないからね」と答えました。
7月19日(火)今までは、定期検診の結果を医院に行って直接聞いていたのですが、今年からスマートフォンで行うことになりました。検査の結果、異常がなかったので、スマートフォンでの医師との会話はすぐに終わりました。「では、6ヶ月後に」と言って終わりました。とても便利でした。
7月20日(水)雨がないので、草も伸びません。草刈りをしなくて済むのはいいのですが、草が枯れ、見た目はよくありません。入り口に植えたものは冬の寒さに耐えたのですが、水をやっていても、暑さのためか少し枯れはじめています。
7月21日(木)サンタクルーツやサンタバーバラでの修養会の参加者が多くコロナに感染したと聞きました。みな予防接種を受けていたのですが、新しい変種 BA.5 には効果がなかったのかもしれません。来月末にはロサンゼルス郊外でのリトリートがあるので、皆が安全であるようにと願っています。
7月22日(金)私は1999年からウェブページに「ダイアリー」を書き続けています。23年と6ヶ月も続いています。「あれはいつのころだったろうか」と調べるため、ダイアリー記事の検索をプログラミングしてみました。うまくでき、役に立っています。ダイアリーの HTML コードの不具合もこれで見つけることができ、訂正することができました。
7月23日(土)月曜日に娘の定期検査の予約があるので、ウェブページでアポイントメントの確認をしたら、過去の医療記録を記入するようにとのことでしたので、保険のレポートを調べて記入しました。保険の記録は3ヶ月おきに郵送されるのですが、私は、それらをきちんととってありますので、こうしたときに役立ちます。
7月24日(日)夏期修養会の YouTube ビデオの案内をもらいました。メッセージを MP3 プレーヤーで聞くためにビデオのファイルをダウンロードして MP3 ファイルにしました。どれも随分長いメッセージでしたので、ファイルサイズを小さくするため、音質を下げましたが、もとの録音がとても良かったので、きれいに聞こえました。
7月25日(月)きょう行ったクリニックは、ドラッグストアだったところで、店の半分がクリニックになっていました。医療検査機器もすべて新しく小型化され、とても良くできていました。よく診てもらえたので、娘も喜んでいました。なにより、家から近いのはありがたいです。2週間後に検査のフォローアップに行きます。
7月26日(火)修養会のメッセージを聞いていて「ボタンの掛け違い」を「ボタンのかけ間違え」と言っていたのが気になりました。私もこうした間違いをするので、メッセージの原稿を家内に見てもらいます。アメリカだからといって、日本語をいい加減にしてはいけないと思っています。正しい日本語を使いたいと心がけています。
7月27日(水)修養会のメッセージで、「黙想しましょう」と言いながら、会衆に語り続けているも気になりました。私が習った黙想や瞑想は、そのようなものではありませんでした。「黙想」は御言葉に語ってもらうもの、御言葉に聞くものです。説教者は沈黙し、御言葉そのものに、また、聖霊に任せるべきだと、私は思っています。たとえ語られていることは正しくても、感情だけに訴え、心理学的に誘導するようなことは、してはいけないと思っています。感情だけに基づくものは確かな土台を持たず、絶えず感情的なものを求め続けなければならず、アップダウンを繰り返すようになると思います。
7月28日(木)修養会のメッセージについて、批判的なことを書いてしまいましたが、それは、私がメッセージ(説教)に関して一定の意見を持っているからです。それは、「テキスト(聖書本文)から離れない」、「メッセンジャー(説教者)は御言葉に仕える者であり、自分を全面に出さない」、「メッセージ(説教)の結果は聖霊に任せる」といったことです。
7月29日(金)電力会社からもらったリベートのカードが今月で無効になるので、その残高を使ってカーウォッシュに行きました。久しぶりのカーウォッシュでした。
7月30日(土)ずっと雨がなく、テキサスでも野火があって、大勢の人が焼け出されたりしていました。雨が欲しいと願っていましたら、午後6時30分ごろ、ほんの10分程度ですが、にわか雨がありました。乾いた地面が潤されるまではいきませんでしたが、草が濡れるほどには降りました。わずかでもありがたく思いました。
7月31日(日)プレーノでは2019年8月4日に最初の日本語礼拝を持ちましたので、来週は3周年になります。きょうは、みんなが「人をさそう」、「証しを用意する」、「礼拝後の会食に残る」などを決めました。教会でも食事があるのですが、ゆっくりできないので、レストランを予約してくれるそうです。
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