USA Diary

March, 2021

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3月1日(月)2月は寒波のあと、コロナ感染者の数がうんと減りました。やっぱり、スティ・ホームが感染対策に一番効果があるのでしょうか。それでも、ダラスの警戒レベルは最高の「4」で、まだ「スティ・ホーム」が呼びかけられています。
3月2日(火)ある牧師先生の90歳の誕生日へのお祝いの言葉を書き込むウェブページを作りました。ちょっとした機能を付け加えるため、工夫をしてみました。ウェブページのプログラミングも楽しいものですが、最近は機能が増え、吸収しなければならない知識が増え、追いつかないので困っています。
3月3日(水)水曜日は礼拝メッセージを準備する日です。この日曜日はカイザリアの百人隊長コルネリゥスのことを話します。彼と親族、友人がみな御言葉を聞こうとして神の前に出ている姿はとても感動的なものです。
3月4日(木)娘の検査のため一年ぶりに病院に行きました。大きな病院で、いくつも駐車場があるのですが、今まで使っていた駐車場が閉鎖されていたので別の入り口から入ったため、場所が分からなくなってしまいました。見覚えのある場所に行ったのですが、今まで「出入り口」だったところが「出口」と「入り口」に区別されていたため、迷ってしまいました。早めに出たので、間にあいましたし、人数も少なかったので、すぐに終わりました。「コロナ対策」でどこででも変化が見られます。
3月5日(金)私たちの知事は26歳のとき、ジョギング中に倒れてきた木の下敷きになり、それ以来車椅子での生活をしていますが、知事として2期目、コロナや寒波の対策によくやってくれています。アボット知事は、3月2日にコロナ対策で規制緩和を発表しました。3月10日から州としてマスクを強制しない、レストランも再開するということです。マスク着用はそれぞれの施設で自主的に決めることになり、マスクの着用は続くかと思いますが、マスクにこだわるバイデン氏は、マスクをしないのは「ネアンデルタール人のような考えだ」と批判しました。この発言に対して、非難が起こっています。アボット知事を「ネアンデルタール人」と呼ぶなら、バイデン氏が「北京原人」と呼ばれてもしょうがないでしょう。
3月6日(土)夜 Zoom ミーティングがありました。電力会社に勤めている人から、この寒波で電力会社が大赤字になって大変だという話がありました。私の住む町でも、市が寒波の被害情報を集め発表しています。水道代の割引きなどが行われます。
3月7日(日)礼拝後、来週から Daylight Saving Time が始まりますとの報告がありました。いわゆる夏時間ですが、以前は4月だったのが、いつごろか一ヶ月も早くなりました。来週、礼拝に遅れないようにと、報告に付け加えました。
3月8日(月)2月の寒波がうそのように暖かくなりましたが、風が強くなりました。我が家の横にある大きな常緑樹は寒波で葉が枯れ、強風でそれが飛び散りました。その片付けを毎日少しづつしていますが、30ガロンの袋をもうすでに 10袋使ってしまいました。あと 10袋は必要です。
3月9日(火)庭そうじはしますが、最近はほとんど散歩に出かけていません。イースターまでに仕上げたい印刷物があるので、編集、校正作業に忙しくしています。相変わらず不健康な生活をしています。
3月10日(水)この日曜日のメッセージでは「バルナバ」をとりあげます。バルナバがエルサレムの貧しい信徒のため献金したこと、サウロを使徒たちに引き合わせたこと、アンテオケに行って人々を教え導いたことなど、学ぶべきことが数多くあります。準備をしていて感動しますが、この感動をどう伝えるかに苦心があります。
3月11日(木)きょうは東日本大震災が起こった日。石巻市に10年前のアメリカ軍の援助を記念する碑が作られました。あのときの Operation Tomodachi(トモダチ作戦)では被爆した兵士も出ましたが、あのときの初期対応によってその後の救援がどれほど助かったかわかりません。
3月12日(金)「祈り」は民族をこえ、宗教をこえて人間に共通したものですが、日本人が「祈る」のは亡くなったひとびとへの霊魂に対してですが、クリスチャンは神に対してです。「祈る」という行為は同じでも対象の違いというのは大きいと思います。
3月13日(土)あすから Daylight Saving Time が始まります。明日は一時間早く起きなければならないので、早く休もうと思っています。
3月14日(日)きょうの礼拝で「3月16日はヨハネ3の16の日」とのアナウンスをしましたが、きょう、3月14日が「パイの日」であることは言いませんでした。「パイ」と言っても食べ物のバイではなく円周率の「π」です。円周率は 3.14 なので、3月14日が「π の日」というわけですが、こういうことを面白がるのはたぶん男性だけで、女性にはあまり興味がないでしょう。
3月15日(月)ホームセンター Lowe's が近くにあり、私はここのクレディット・カードで 5% の割リ引きをもらっていますが、4月3日までは 10% の割り引きになります。その案内に、広い庭にトラクターで花を運び、それを植えている写真が載っていました。いかにもアメリカ的な写真ですが、これがアメリカなんだと思いました。
3月16日(火)きょうは「ヨハネ3の16の日」でした。知り合いの牧師先生がたに、この日を広めてくださいとお伝えしたのですが、フィードバックがありませんでした。14日の礼拝でヨハネ3の16からのメッセージがあった教会はどれほどあったか、興味があります。
3月17日(水)きょうは「セント・パトリックス・デー」でした。数日前、プリンターのインクをオンラインで注文したのですが、トラッキングのためのメールが届かなかったので、問い合わせたら、すぐ返事をくれました。担当の人が Patrick だったので、「セント・パトリックス・デーおめでとう」と返信したら、喜んでくれました。
3月18日(木)「ヨハネ3の16の日」の提案をしたとき、「ペンテコステのノヴェナ」の提案もしたのですが、こうした機会に諸教会や各個人が連帯して祈ることができたらと願っています。このことも、もういちど提案してみたいと思っています。
3月19日(金)CDC が子どもの「ディスタンス」は 3フィートでも良いと発表しました。これによって、今まで開かれていなかった学校も対面授業を始めるようになるようです。カリフォルニアの教会もイースターには礼拝堂での礼拝を再開すると聞きました。うれしいことです。
3月20日(土)友人がファイザーのコロナ・ワクチンの2回目を受けたら、2週間ほど腕が腫れたと言っていました。ワクチンそのものよりも、注射するときの消毒が不十分だったか、注射のしかたがわるかったのかもしれません。私は、いつもの薬局ではありませんが、比較的近いところにある薬局に申し込んであるので、来週そこにワクチンが届けば受ける予定でいます。正しく上手に注射してもらいたいと願っています。
3月21日(日)いつも、礼拝メッセージをラペル・マイクのついたデジタル録音器で録音し、それを Potcast にアップロードしているのですが、きょうは、どういうわけか、それをつけるのを忘れたままメッセージを始めてしまいました。帰宅後、改めて録音し直しました。家で録音したほうが音質は良いし、無駄な部分も少ないのですが、臨場感に欠けます。Daylight Saving Time が始まってから、もう一週間たつのですが、まだ体内時計がもとのままのようです。
3月22日(月)大量の移民が国境に押し寄せており、メキシコと長い国境を持つテキサスにとっては深刻な問題です。こうした人々をほぼ無条件で受け入れるのは、人道的に見えますが、こうした人々を送り出している国の労働力を失わせ、その国が、アメリカに移民した人々の仕送りで経済を支えることになり、その国の自立を疎外することになります。よく言われることですが、川下に死体が流れ着いた場合、それを丁寧に葬ってあげるだけでなく、川上に行って殺戮をやめさせなければ、本当の解決にはならないのです。もっと大きな視野で世界を見、人々のしあわせを考えるべきだと思います。大量の移民をいれて、その人たちに自分たちの政党を支持させるというやり方は間違っていると思います。
3月23日(火)ふだん使っている薬局ではありませんが、比較的近い薬局でモデルナのワクチン接種を提供していましたので、登録して返事を待っていました。先週金曜日に電話があったのですが、急だったので行けませんでした。きょう、その薬局の隣の教会を会場にして行われるというので、第一回目の接種を受けました。少人数でしたので、そんなに待たずに済みました。教会のソーシャルホールに入り、まずは書類の検査がありました。書類はあらかじめ記入していきました。ドライバーライセンスと保険のカードを見せ、次に注射。上手な人で、全く痛くありませんでした。次にジムに移って、15分間休憩。それから帰りました。2回目は4週間後、同じ曜日の同じ時間、同じ場所です。忘れないようにカレンダーに記入しておきました。
3月24日(水)COVID ワクチンを受けて一日経ちましたが、どんな副反応もありませんでした。フリューのワクチンとほとんど変わりません。私たちが受けたように、遠くまで行かなくても、自分の家の近くでワクチンを受けることができれば、もっと接種率が上がるように思いました。遠いところまで行って、長時間待たなければならないようなら、だれもが二の足を踏むと思います。テキサスでも新規感染者がうんと減りました。そのことと、ワクチン接種との関連はこれから検証されると思いますが、ワクチンの効果が証明されれば、もっと多くの人がワクチンを受けるようになるでしょう。
3月25日(木)パンデミックは私たちの生活を変えました。おそらく、価値観も変えることでしょう。それで、一部の人々はこれを使って、アメリカ建国の理念や歴史までも「リセット」してしまおうとしています。「グレート・リセット」というのですが、アメリカを支えている「神」、「家族」、「国家」に対する信仰や愛、忠誠までも失くさせようとしているように思え、それはとても危険だと思います。アメリカで今ほど、信仰がチャレンジを受けている時はないように思えます。
3月26日(金)カリフォルニアにいる家内の友人が、テキサス州でマスクの規制が撤廃されたことを心配して、家内にメールを送ってきたそうです。まるでテキサス州知事がとんでもないことをしたようにカリフォルニアでは取りざたされているようですが、テキサスでは学校も開き、ビジネスも活発ですが、新規感染者はうんと減りました。ワクチンも近い内に18歳以上なら誰でも受けられるようになります。州の法律で規制しなくても、マスクの着用やディスタンス、また、消毒などの対策はどこでも取られています。アボット州知事は自らが身体障がい者で車椅子を使っていますから、健康のことには人一倍心をかけていますし、ハンディを持った人に対して優しい心を持った人です。経済を回すことによって失業者が多く出ないように、一部の富裕層だけが利益を得るのでなく、より多くの人が恩恵を受けられるようにとの理念で州を導いています。“The greatest happiness for the greatest numbers”(最大多数の最大幸福)は、アメリカ建国の理念のひとつです。
3月27日(土)携帯電話の会社をもっと条件の良いところに変えようとしています。今、私自身と家内のとふたつの番号を持っているのですが、まず、家内の番号で変更がうまくいくかどうか試してみました。電話番号の移行はすぐに済みましたが、データ通信が使えるのに電話が使えないというトラブルがあり、カスタマーサービスとチャットでやりとりしましたが、解決しませんでした。カスタマーサービスは「迷惑料」として 5ドルをクレディットに追加してくれました。あとで、別の方法を試してみたら、問題が解決しました。私と同じトラブルに遭う人もあるだろうと思ってカスタマーサービスに「こうやって解決しました」とレポートしましたら、喜んでくれました。5ドルのクレディットは国際電話の通話料に回しました。この会社では、日本に 1分 1セントでかけられますので、5ドルあれば 8時間以上も通話できることになります。これは今使っている国際通話サービスの半額です。しばらく試してみて問題なければ、私の番号もこの会社に移すつもりでいます。
3月28日(日)パームサンデーの礼拝を守りました。グッドフライデーには ZOOM で「十字架上の七つの言葉」をすることに決めました。わずかな人数しかいない日本語礼拝ですが、みんなが参加して、「七つの言葉」を全部カバーできそうです。
3月29日(月)コロナ対策のひとつとして、ひとり $1,400 の支給があるとの通知がありました。銀行口座に直接振り込まれるというので、確認してみたら、3月17日に入金されていました。民主党はトランプ氏が $1,200 の支給を提案したときには反対して $600 にすると言っていたのに、バイデン氏になったら $1,400 にして支給しました。自分たちの政権をよく思わせたいのでしょうが、受け取る方としては額が多いほうがいいので、助かっています。ただ、今回の予算にはコロナ対策と無関係なものも、紛れ込ませてあって、無駄遣いが多くて心配です。
3月30日(火)礼拝メッセージの準備の合間に庭仕事をしています。まだ草は伸びていませんが、いちおう草刈りを始めました。まだ枯れ葉もいっぱいあるので、枯れ葉集めもしています。またたく間に30ガロンの紙袋がいっぱいになります。
3月31日(水)この時期、枯れ葉とともに、木の小花が集まった「穂」が飛び散ります。これを掃除していると、目や鼻や喉が痛くなり、厄介です。我が家には常緑の樫の木一本と、落葉する楢の木が二本あって、毎年剪定してもらうのですが、去年はかなり枝を払ってもらったので、今年は何もしないでおこうと思っています。木は、あれば厄介ですが、無ければ日陰を作ってくれません。今年の寒波にもめげず、新しい葉をしげらせています。
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